2024727[土] 終日

2024/7/27〜28 テント泊デビュー 笠取山

オオバ=タン

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詳細
テント泊登山。…皆さんはどんなイメージを持っているでしょうか?

登山において、幕営登山は究極の姿だと思っています。自分で担ぎ上げた道具だけを使って山で夜を過ごし、翌朝また登山を開始する。それは最も自立した登山者の姿です。幕営という選択肢を持つことにより山の世界は大幅に広がります。真っ赤な夕暮れ、自炊しながら仲間と過ごす楽しい夜、トイレに立っただけのはずの足を釘付けにする満天の星空、未明に寝ぼけ眼で湯気に包まれながらとる温かい朝食、道を再び赤く染める朝焼けと小鳥の合唱、遠くに望むモルゲンロートと御来光。山で泊まらなければ見ることのできない風景がそこにあります

しかしやはり幕営には大きな障害がたくさんあります。荷物が重い。寝心地が悪い。お風呂にも入れなくて不快。体力が十分に回復できてないのに朝から運動しなきゃいけない。…これらをいかに解決し心地よい登山にするか?歴戦の猛者は、「甘えるな、どこでも寝られる図太さを身に着けろ。鍛えて荷物に負けない身体を作れ」と言うかもしれません。それは確かに間違いではありません。心身ともに強くなれば解決することではあります。

しかし、歩行技術、荷物の軽量化、食事や寝具の選択、身体のクリーニングの工夫などで大幅に快適性を増すことが可能なのも事実です。リスクもある登山スタイルですし、ゼロから創意工夫しようと思うと気が重くなるかもしれないですが、経験者に下準備段階からノウハウを質問しサポートしてもらえるならハードルが下がると思いませんか?

そしてここからテン泊登山の世界に旅立つことができたなら、その先には数多くの魅力的なテン泊登山の世界が待っています。食事も風呂もある八ヶ岳赤岳鉱泉。誰もが憧れる紅葉の穂高涸沢。日本最高標高のテン場・北岳ノ肩。営業小屋がないもののテン泊ができれば大幅に選択肢の広がる世界遺産の島・屋久島。

そういう登山に一歩踏み出すための「滑走路」になれたら良いな、と思ってこの会を企画します。

場所は奥秩父の笠取山です。多摩川源流の山で、最初の一滴を見ることができます。笠取小屋のテン場はとても広く、水場も近く初心者でも安心してテントの設営ができます。
翌朝は重い荷物をテン場に置いて身軽な身体で笠取山登頂を目指します。笠取山山頂からは大展望が望めます。山で泊まらないと見られない奥秩父のモルゲンロートもほしいままでしょう。

笠取小屋までは林道2時間、山道を2時間登ります。普通に歩いたらそこまでハードな道のりではないですが、テン泊装備を背負ってのそれは初心者にとっておそらく楽とは感じないでしょう。今後テント泊登山をやっていくために必要な課題が浮き彫りになるはずです。そしてそれに対策することで、自分が本当にやりたいと思っているテント泊登山の成功可能性は高まると信じます。それこそがこの会の目的です。

自然豊かな奥秩父の山奥で、同じぐらい奥深いテント泊登山の世界へデビューしましょう!

<行程>
7/17(土)
塩山駅 8:30発
落合バス停 9:30
笠取小屋 14:00
幕営開始

7/18
笠取小屋 3:30発
笠取山山頂 4:30登頂(御来光4:40)
笠取山山頂 5:15下山開始
落合バス停 10:00発

塩山駅 11:00着

塩山でいったん解散ということにしますが、希望者とともに温泉や食事の場の用意は考えています。

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    コメント
    1. @obashuji ちょうどテント泊の練習に行こうとしていた山ですので、ぜひ参加させていただきたいです!
      wm 22日前 
    2. よろしくお願いします!
      ゆりちゃん 18日前 
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